大分大学医学部小児科学講座

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私が小児科医になった理由

新入局員にインタビューしました!
新入局員 津森 三佳

医師、そして小児科医という職業を志したきっかけは
何だったんですか?

子どもが好きなので、子どもの発達や成長をサポートする仕事ができたらいいな、という考えが昔からありました。なりたい職業を考えたときに、小学校の先生や保母さんなどの候補もあったのですが、子どもの健やかな成長を根本的なところでサポートするということで自然と医師を目指すようになりました。
医学部に入学してからは小児科医一択です。実際につらい現場やハードな働きぶりを目の当たりにして、自信がゆらぐことはあっても、小児科医への想いがブレることはありませんでした。

小児科医になって印象深かったエピソードや思い出を教えてください。

今は複数の診療科を定期的に回っている状況なので、小児科医に特化したエピソードはあまりありません。ただ、科に関係なく医師として、印象深く残っていることはいくつがあります。そのひとつは、患者さんのもとに通うなかで心が通じたと思える瞬間があったことです。自分を信頼して、治療への不安や治療法の選択についての葛藤を相談してくれたときはとてもうれしかったです。なんとか患者さんの気持ちに寄り添いたくて、調整役として奔走しました。患者さんの近くで力になれてよかったです。
また、小児科の先生方を見ていて学んだことは、小児医療は子どもの病気を診るだけではダメだということ。心にダメージを負った親御さんをケアしつつ、みんなが納得できる形で治療を進めなければなりません。小児科医には話術を含め、より高い人間性が求められると実感しました。私にはまだまだ未熟なところがあるように思います。

最後に、どのような小児科医を目指しているか教えてください。

私は令和3年から大分大学に設置されたORPhD(オーフィッド)というプログラムを利用しています。研修医として働きながら大学院に進学できる制度で、基礎研究を極めたいという私の希望を叶えるのにぴったりでした。ORPhDの活用を快諾し、入局を勧めてくださった小児科学講座の先生方にはとても感謝しています。知識に長けた先生方にいつでも助言を求められますし、自分のペースで基礎研究を進められる素晴らしい環境です。
私は器用ではないので、時間をかけて一人前の医師になり、大分の小児医療で手薄な分野があれば、そこを埋められるような小児科医になりたいと思っています。一生続けていきたいと考えている基礎研究での成果を、小児医療に活かせる日がくるとしたら、この上なく幸せです。

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