STUDY ABROAD

留学について

大分大学小児科学講座では、海外留学を推奨しています。
得られるものは、医療的なスキルだけではありません。
異文化に触れ、多くの出会いを重ねることで、幅広い知見をもった医師・医学者に成長できます。

研究留学や臨床留学に興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

「海外留学をしてみたい!」
憧れではなく、適切な時期に。

主な留学先

これまで医局員が留学した主な病院・センター

海外留学先
University Hospital Leuven
The Hospital for Sick Children, Sick Kids
Johns Hopkins University
University of Washington
国内留学先 ※一部紹介
東京都立小児総合医療センター
国立成育医療センター
国立精神・神経医療研究センター
久留米大学小児科
岡山大学 小児神経科
国立研究開発法人国立がんセンター中央病院
九州大学医学部
海外留学をしてみたいな〜と
思っているそこのあなた
それは思い込みかもしれません!

海外留学のよくある思い込み

  • 海外の方が技術が進んでいる?
    答えはNO

    一概にはそうとも言えません。逆に日本や大分の技術を海外に伝える機会もたくさんあります。実際に大分大学小児科学講座の医師が、内視鏡外科の技術を伝授するためにロシアの小児科を訪問した例もあります。

  • 留学で自然と英語が
    話せるようになる?
    答えはNO

    TOEICで高得点を取った人でも、スラスラ英語が話せるようになるまでには苦労しています。自然と話せるようになるというよりも「英語を使わざるをえない環境にあるため、努力をして英語が話せるようになる」というケースが多いようです。

  • アメリカ留学で
    ビッグドリームが叶う?
    答えはNO

    「アメリカンドリーム」という言葉があるように、アメリカで大きな夢を叶えたいと思う人も多いのではないでしょうか。夢を持ち、かつ実力のある人が世界中から集まるということでもあります。実際には「実力の壁」が立ちふさがり、厳しい現実が待っています。

  • アメリカは自由で明るい国?答えはNO

    アメリカは開けていて、自由な国という印象が強いかもしれませんが、実際には「人・地域による」が正解です。まずショッピングセンターで銃が買えるため、陰惨な事件の報道もよく見聞きします。また、規則・規制が厳しい面もあります。

  • アメリカは日本人にフレンドリー?答えはNO

    これも人・地域によります。アニメ文化や日本自動車の普及から、日本の製品が親しまれていることは事実です。しかし日本でさまざまな価値観の人がいるように、フレンドリーな人も、黄色人種への差別意識が根深い人もいます。

留学することの意味

医師が海外留学をする意義は、
キャリア形成のみではありません

海外留学では大きな夢を叶えたり、英語がスラスラと話せるようになる夢の場所ではなく、苦労することも多いでしょう。
海外留学で本当に得られるものは、「医療に必要なスキル以外の部分」です。

例えば、海外と日本では考え方の基本や風習が違います。
日本を飛び出して海外で過ごすと、狭い世界に閉じこもっていたことに気づきます。
この時期が早ければ早いほど、それ以降の人生が変化していきます。

海外留学は、自分の人生を劇的に変化させる可能性を秘めています。そしてその経験は、必ず医師という仕事の中で役立ってくれるでしょう。
チャンスはあれば、今の環境を飛び出して海外へと羽ばたいていくことをオススメします。