働いて・住んでみてわかったリアルボイス
大分大学医学部小児科学講座で働くことについて
働いていて感じる都会(県外)と大分県(地方)の違いは?
職場・勉強面
- 勉強する機会は少ない印象でしたが、コロナ禍で地方でも学ぶ機会は増えた
- 専門性の面で県外でないと治療できない急性期疾患がある反面、全地域の小児科医と顔の見える診療協力ができ、学内では各専門分野の先生方と協議しやすい魅力があると思う
- 地方では1人で多領域をカバーする必要がある。時には大人の診察もしなくてはならない(地域の病院の全科当直など)。個人的には、医師として広く知識を持ち続けることを求められる地方の状況は魅力的に感じる
- 地方では顔見知りの先生が多いので紹介や相談をしやすい
- 最近はWebでの講習会などが増えたが、学会、研究会でのアクセスの悪さ
- 専門科が少ないと感じる。都会(県外)の方が
専門性が高いと感じる
- 東京など大きな大学は医師数が多く志を持たないと
埋もれると思う。それゆえに人助けより金儲け
に走る友人も多い気がする
- 都会で働いたことはないので、都会とはくらべられませんが、開業している先生が多いと感じる
- 一病院に在籍する小児科医の数が大分県は少ない
環境・生活面
- 働いたらすぐ家に帰れる。勉強会の多さは都会と変わらないと感じる。
原則は車移動、1人1人の人的価値が高い(Only1?)
- 3次救急機関まで1時間程度かかる地域があるというのに驚きました
- 生活は不自由なく、むしろ自然が豊富で子育てもしやすいと感じる
- 都会と大きな差は感じない。
普通に生活する面でさほど不自由は感じない
- 知り合いや患者さんの親とよく合うので、大分は世間が狭いと感じる。ゆえに休日にダラケた服装で外出しにくい
- 自然が豊かで、休みの時に良いリフレッシュができるところがいい
- 都会は交通の便もよく便利と感じる
逆に、地元は渋滞などのストレスがない
- 交通の便が悪かったり、お店がすくなかったりするが、
のどかで食事もおいしいし、温泉もでるので住みやすい
- 地方では必要な施設が最低限にコンパクトにまとまっているので、買い物は楽に感じる。駐車場も必ずあるので、車ですぐに動けるのも助かる
子育て面
- 自然で良い遊び場が豊富。
のびのびと子育てできていると思う
- 子どもを預けるところが少ないのと、習い事の種類も
少ないが、それほど困らない
- 保育園への入所などは都会に比べるとしやすい
のではないかと思う
- 子育てに対する支援の体制は、そこそこあるのでは
と思う
-
大分には自分自身の両親がそばにいるので、子育てするうえでとても助けられている。保育園や習い事など、
適度にそろっていて、選択肢が多すぎないので必要以上に悩むこともなくちょうどよい。
都会では、選択肢が多すぎて気が滅入りそうなイメージを持っている