大分大学医学部小児科学講座

医局員紹介

小児科のいいところは、
家族とともに自らも
成長していけるところです。

講師、NICU部門長
関口 和人 Kazuhito Sekiguchi 埼玉県出身 大分医科大学、平成12年卒
日本小児科学会 専門医・指導医
日本周産期新生児学会 専門医・指導医
博士(医学)

大分県立病院NICUで1年間研修したのをきっかけに新生児医療を志すようになりました。

私は埼玉県内の公立高校を卒業後、浪人生活を経て大分医科大学に入学しました。在学中から自分や兄弟の治療をしてくれた地域の小児科の先生のようになりたいという漠然とした希望がありました。
平成12年に卒業後、大分大学小児科学講座に入局し、小児科研修を開始しました。いわゆるストレート研修の時代ですが、2年目、3年目は市中病院の当直で多くの成人症例を経験することができました。
4年目に大分県立病院NICUで1年間研修したのをきっかけに新生児医療を志すようになりました。
小児科専門医を取得し済生会日田病院で部長職を経験した後、長野県立子ども病院新生児科に2年間国内留学して周産期新生児専門医を取得しました。

家族とともに自らも成長していけるのも小児科のいいところだと思います。

現在は、3児の父として子育てに奮闘しながら仕事と家庭を両立させています。
患児、家族が「ありがとうございました」と言って帰っていく姿を見ると、小児科になってよかったと思います。
私の専門分野のNICUでは、短い人生の最後を病院で迎える患者さんもいますが、患児と家族が大切な時間を過ごせるよう、最善を尽くすのも我々の重要な仕事だと感じています。外来で患児の発達を見守り、家族とともに自らも成長していけるのも小児科のいいところだと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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