大分大学医学部小児科学講座

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腎疾患

グループ紹介

臨床

学校検尿が行われている日本では、慢性糸球体腎炎の発見を早期に行うことが可能です。そのため、学校検尿でスクリーニングされたお子さんたちを継続して診療し、適切な時期に介入を行うことが必要です。その介入の第一歩として実施する腎生検は、当科では年間10件前後です。そこで得られた情報をもとに診療方針を決めていきます。
対象疾患は、ネフローゼ症候群、IgA腎症などの慢性糸球体腎炎、ループス腎炎、尿細管疾患、急性腎障害、慢性腎臓病、膀胱尿管逆流症、水腎症、夜尿症など、腎疾患のみならず、泌尿器疾患の診療も小児泌尿器科の先生方と一緒に診療を行っています。

教育

定期的なカンファレンスは、行っていませんが、不定期に診療の方針の協議や小児腎の診療に関わるようなトピックスについての情報共有を行っています。
また、神戸大学が主体で行っている腎生検カンファレンスに月1回参加をしています。

求められていること、今後のミッション

腎疾患の多くは慢性疾患であり、長期間にわたり疾患と付き合わなければならないものが多いです。腎疾患の治療として使われるステロイドは、非常に有効な薬剤ではありますが、その反面、副作用にも注意をしなければなりません。
小児腎疾患の患者さんたちをみるうえで、大事なことは、「できるだけ健常なお子さんたちと同様の生活や体験をしてもらうこと」と、小児腎疾患の研修を行った施設の上司に言われ、その言葉は、私に強く響いています。
慢性疾患を抱えるお子さん、その家族の方々に寄り添いながら、より良い医療を提供をしていくために日々精進をしてくことが使命だと考えます。