大分大学医学部小児科学講座

医局員紹介

家庭を大事にしながら
自身のキャリアも積める
充実した環境です。

医員
衛藤 恵理子 Eriko Eto 富山県出身 金沢医科大学、平成25年卒
日本小児科学会 専門医

子育てしながらキャリアを積んでいける環境が入局を決意した理由でした。

私は大学卒業と同時に結婚し、それを機に夫の地元である大分に転居、大分大学病院で初期臨床研修を始めました。そして1年目の間に出産を経験し、子育てしながらの研修生活を送りました。
小児科とNICUはなんとなく、の気持ちでローテートしました。小児の診療は大人と違うことが多く戸惑う毎日でしたが、入院している子供たちの頑張っている姿に励まされ、純粋な笑顔に私も笑顔になる毎日で、振り返ると、とても充実した、楽しい日々でした。
自分の進路を決めるとき、一番に頭にあったのは家庭生活を大事にできることでした。小児科での研修は研修医を通して最も心に残るものでしたが、同時に上級医のパワフルに働く姿も目の当たりにし、子育てしながら自分ができる自信がなく、なかなか進路を決められずにいました。
実際に初期研修医の間も、自分のしたい研修でも子育てのためにあきらめるという経験をたくさんしました。 そんな中、大分大学の小児科は、子育てしながらキャリアを積んでいける基盤をつくっていること、実際にそれを目指して経験を積まれている先生がいらっしゃることを知り、小児科に進むことを決めました。

日々の経験を活かしながら、ママ小児科医として患者さんとご家族に寄り添っていけたらと思います。

小児科医として仕事を始めて、患者さんのお母さんたちと共感することが、たくさんあります。教科書通りに説明しても、実際はそううまくいかないことも多いよね、心配だよねと共感する日々です。そしていまは2児の母となりましたが、1人目の時にはなかった発見や経験がたくさんあります。まだ母親としても小児科医としても未熟ですが、日々の経験を活かしながら患者さんやその家族に寄り添って、診療していけたらなと思います。

医局員紹介のトップに戻る