大分大学医学部小児科学講座

医局員紹介

「諦めない医師」を目指し、
小児科医を志しました。

医員、専攻医
衛藤 美果 Mika Eto 大分県出身 大分大学、令和2年卒
 

両親の背中を見て小児科医を志しました。

2022年度より大分大学小児科学講座に入局した衛藤美果と申します。生まれ育った土地に恩返ししたいという思いがあり、大分で小児科医として働けることをうれしく思います。

両親とも医師として働いているため、幼いころから病気のときもそうでないときも病院に行くことが多い日々を過ごしました。その時、母親が救急車で運ばれてきた子どもを診察している様子を見かけて、「わ、かっこいい!」と思ったことが、医師という仕事への憧れの原点だったと思います。
その憧れを保ったまま、人の役に立つ仕事をしたいという考えも強くなり、医師を志すことになりました。

憧れているのは、「諦めない医師」

医学部生や研修医としての生活を通して、医療が人を救うことを多く学んだと同時に、医療がまだまだ力及ばないことがある、ということを多く目の当たりにしました。想像力が足りず恥ずかしい限りですが、病気や怪我で日常生活を、あるいは命を奪われる様は私にとっては衝撃的でした。
それからは医師として働くにあたって、力及ばないと感じた場面であっても諦めずに頑張れる、頑張りたい分野は…と考えるようになりました。そんな中、大分大学での小児科の研修で、先輩の先生と、憧れの「諦めない」医師像が重なり、小児科医としての道を歩むことを決めました。

小児科医として働きだしてまだ日が浅いですが、患者として来る子供たちを見て、自分の幼いころの気持ちを思い出すことが多々あります。今思えばかけがえのない日々だったと振り返ることが多く、そのたびに、この子が健やかにのびのびと過ごせる時間を少しでも長くできたら、と思います。この気持ちを忘れないまま、これから一人前の小児科医となれるよう励んでまいります。

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