人が喜ぶ仕事をしたいとの
希望から医療系への進学を
目指しました。
卒後7年目、小児科医 5年目の平江 健二と申します。
高校生のとき、人の役に立つ、人が喜ぶ仕事をしたいとの希望から医療系への進学を目指しました。高校卒業後、東京理科大学薬学部に進学し、薬剤師となりましたが、医療として範囲の広い、医師になりたい希望が強く、大学卒業後薬剤師のアルバイトをしながら勉強して再入学し、2005年大分大学医学部に入学しました。
医師としては、いろんな疾患に対応できる総合医になりたいと考え、その中でもやりがいのある小児科医を入学当初から希望していました。
地元が熊本なので、熊本の小児科医局に入局し、7年間熊本で初期研修医、小児科医として仕事をしてきました。子育てや妻の両親のこともあり、今年から母校である大分大学の小児科に入局し、大学病院で働かせていただく予定です。
小児科医になってよかったなと思うのは、最初具合が悪くてぐったりしていた患児が元気になって帰っていくことです。子供は素直だから、具合が悪いときは元気がないけど、病気が治ると笑顔で迎えてくれます。退院のときや病院を移るときにお手紙をもらうことがあり、とてもうれしくて大切にとっています。
将来は、小児科の中でも専門を学び、地方で医療を行っていきたいと考えています。
大分は小児科医がまだ少なく、病院も市内に固まっているので、専門性の高い病気を持つ患児は遠方から通わなくてはいけない状況だと思います。地域医療に貢献しつつ、自分の専門分野は地方でもしっかり治療していける医師になりたいです。