大分大学医学部小児科学講座

遺伝カウンセリング

グループ紹介

研究

大分大学医学部病院に設置された遺伝子診療室では各診療科と連携した遺伝医療を行っています。小児期や周産期領域の疾患のみならず、成人期の遺伝性腫瘍や神経変性疾患の遺伝カウンセリングを行っています。

教育

日本人類遺伝学会と日本カウンセリング学会が認定し、多職種から構成される臨床遺伝専門医の研修施設として、大分県内で唯一指定されています。遺伝子診療室の検討会(月1回)や関連する研究会などを通じて臨床遺伝専門医の取得に向けた臨床遺伝教育を行っています。

求められていること、今後のミッション

多くの遺伝性疾患の遺伝学的検査が保険診療として運用される時代が到来し、また国策としてのがんゲノム医療は急速な展開を始めています。大分大学はがんゲノム医療連携病院に認定され、今後ますます臨床遺伝専門医が担う役割は大きくなります。
2019年4月からは認定遺伝カウンセラーがメンバーに加わり、診療各科と連携したがんゲノム医療を実践します。
学内のみならず大分県内の医療機関に、臨床遺伝に強い臨床医、臨床遺伝専門医を輩出することが我々のミッションであり目標です。