大分大学医学部小児科学講座

医局員紹介

子どもの笑顔の素敵さに心を
奪われ、小児科になることを
決めました。

病院特任助教
西林 隼人 Hayato Nishibayashi 大分県出身 大分大学、平成29年卒
日本小児科学会 専門医

他の診療科もありましたが、子どもの笑顔に勝るものはないと思い、小児科に決めました。

はじめまして。2019年4月から大分大学医学部小児科科学講座に入局したに西林隼人と申します。大分で育ち、大分で学び、大分で小児科医になることを決めました。

私が小児科医になりたいと思ったのは、最初の学生実習の時で、日々の診察の中で垣間見る子供達の笑顔を見て、子供の笑顔の素敵さに心を奪われたときでした。初期研修の時には他の心療内科もやりがいがあり、迷う気持ちもありましたが、最初に感じた子供の笑顔に勝るものはないと思い、小児科医に決めました。

いざ子供たちの診察に携わってみると、大人と異なる点が多く、戸惑うこともあります。
大人であれば薬の種類や量は迷うときはあっても、どうすれば薬を飲んでくれるのか悩むことありませんでした。しかし、小児科ではそうはいかず、頭を悩ませる時がありました。ご両親が「こうすればこの子は飲んでくれます」といってくれた時は、生まれた時から一緒にいるご両親はなんとすごいのだろうと思いました。病気で苦しむ子供の姿を見て、とてもつらい気持ちになる時もありますが、退院するときに元気に手を振ってくれる子供たちを見るたびに、この科を選んでよかったといつも感じています。

まだまだ知識不足な面も多く、上級医の先生方には助けていただく場面ばかりですが、ひとつひとつ吸収していき、より多くの子供たちに還元できるように研鑽していく所存です。日々頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。