お母さんたちの支えにも
なれるような医師を
目指したいです。
現在大分大学小児科に勤務しております。大分市出身で、幼稚園から大学までずっと大分でした。
大分を出たことはありませんが、地元の大分の子供たちの成長に関わることができることをうれしく思っています。
私が医師を目指すきっかけになったことは、小学1年生のときの入院です。主治医の先生は女医さんでした。私も大好きでしたが、私の両親もとても信頼していました。
そのことがどこか印象に残っており、高校生で進路選択の際に医学部進学を決めました。今思えば医師になる=小児科医の先生になることだったのです。
私のイメージする「お医者さん」は私の主治医の小児科の先生でした。
私の母が「自分のせいで病気をさせた。」とよくつぶやいていました。もちろん病気とはまったく関係ありません。
でも子供が病気になると、病気の程度は問わず、多くのお母さんは自分を責めてしまいます。
私は子供たちが病気と戦う手助けをすると同時に、病気をさせてしまった、と苦しむお母さんたちにも寄り添えるような医師になりたいと思いながら診療に携わってきました。でもまだまだ未熟で、勉強不足と感じる日々です。
母親としても悪戦苦闘をしている毎日です。それでも多くの先生方やスタッフ、家族に支えられて仕事を続けることができています。子供たちから教えてもらったこともたくさんあり、その経験も活かしながら、今後もお母さんたちの支えにもなれるような医師を目指していきたいと思います。